2012.5.02
当店のある自治会はもともと桜ヶ丘と言い、後にさくら通りに変更されました。前回、桜並木の話を書きましたが、桜ヶ丘という地名になった理由は並木の為ではありません。実は鬼怒川温泉左岸地区(現在の星ヶ丘からさくら通り通じる地域)の発展に大きく貢献したある人物から付けられています。
その人物とは東京都渋谷区桜ヶ丘の実業家で、桜田機械工業の社長だった桜田壬午郎です。1930年代、桜田は時の藤原村村長星藤太の新源泉の発掘に技術的に貢献しただけでなく、発掘した源泉を使い温泉付きの別荘地として桜ヶ丘を売り出しました。現在も営業している「里の宿 千春」などは別荘として使用していたものを宿泊施設として活用しています。また当店の向かいにある「伊東園ホテル ニューさくら」の名前も桜田から来ているそうです。
こうした先人の歴史の上に今の鬼怒川温泉があるのですね。(写真は鬼怒川公園駅前にある桜田壬午郎の業績を記した石碑です)
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涌井 輝 (水曜日, 26 2月 2020 15:34)
国道121号線の小原沢に掛かる橋の名前も、桜田橋という名前ですね。
温泉開発に貢献した桜田氏からとった名前です。
bagsky.ru (火曜日, 24 9月 2024 09:12)
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